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ヤフーがアフィリエイトのリスティングを禁止してもYAHOOのPPCから消えない闇

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YAHOOは5/15に「6/3からアフィリエイト広告の配信を停止」を発表

NHKのニュースでも流れたので、目にした人は多いと思うが、Yahooは規約を改訂し、6/3からアフィリエイト(成果連動型広告)の配信を停止すると発表した。この問題は、「あの有名人も使っている」とか「テレビ番組で紹介された」、「芸能人も絶賛」といった根も葉もない虚偽記載や、いい加減な根拠ででっち上げたランキングサイトが横行して社会問題にまで発展したためである。

しかし実際は、禁止されたはずのアフィリエイトによるリスティング広告が相変わらずYAHOOで表示されている。ここではその現状を実際に検索して調査し、ネットでささやかれている「ヤフーからアフィリエイトのPPCがなくならない理由」について解説する。

ヤフーのアフィリエイト広告禁止発表

このニュースは、通販通信でも「ヤフー、全サービスでアフィリエイトサイトの広告掲載を禁止」と報じられたほか、ITmeiaをはじめとした多くのメディアが配信したことで大きな話題となった。

YAHOOの発表文に一部誤記があったため

>「アフィリエイトサイトがヤフーの広告を使い、自分のサイトに誘導する広告を配信できなくなる」というのが今回の審査判断基準変更の内容になります。お詫びして訂正いたします

とYAHOOが追加で訂正文を出して強調までしている。

改訂した規約は6/3即日実施とされている。

あれから2か月が経過したが現実はどうなっているのだろうか。

実際にはなにも変わっていないYAHOOのPPCリスティング広告

YAHOOのアフィリエイトといえば、なんといっても「脱毛サロン」だろう。実際にいまYAHOOで検索してみた結果がこの図である。

YAHOOの脱毛サロンのアフィリエイト

検索結果の1位に出てきたのは誰が見ても一目でアフィリエイトサイトっぽいと感じるサイト名「2019年脱毛サロンランキング | コスパ最高の脱毛効果を徹底比較」。実際にリンクをクリックしてみると、もう言い訳ができない典型的なアフィリエイトサイトになっている。

これはいったいどういうことなのだろう?

この他にもアフィリエイトのリスティングPPCで有名どころの「FX」と「ダイエット」、「カードローン」を見てみると

FXでYAHOOのアフィリエイトサイト

YAHOOのダイエットのアフィリエイトPPC

YAHOOアフィリエイトのカードローン

これらもサイトタイトルから明らかだろう。

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クリックすると出てくるサイトは、いずれも一点の疑いの余地もないアフィリエイトサイトだ。見ての通り、特に「カードローン」はひどく、4件表示されたすべてがアフィリエイトサイトになっている。

調べていくと、「看護師 転職」も「カードローン」に引けを取らない状況で、検索結果の1位、2位、3位すべてがアフィリエイトサイトのものまであった。

YAHOOの看護師 転職アフィリエイトサイト

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3つすべてというのは、規約改正以前よりひどい状態なのではないだろうか?

下部まで入れるとまだまだある

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ついでに医師や薬剤師も見てみると、医師だと上部だけをみても

医師 求人のYAHOOアフィリエイト

 

YAHOOの薬剤師のアフィリエイト

どちらも上部と下部を合わせると錚々たる数のアフィリエイトサイトで埋め尽くされている。

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規約が改正される以前がどうなっていたのかはわからないが、少なくともこれだけの数が表示されている現状を見ると、減っているどころか増えていると見るのが普通ではないだろうか。

「では、まだYAHOOのPPCリスティングでアフィリエイトが出せるのか?」

答えは「ノー」だ。ネットの情報を見る限り、新規で出稿したアフィリエイト広告は、ことごとく審査で落とされているらしい。その拒絶理由はやはり6/3の規約改正とされている。

ネットでささやかれる黒い噂

大口のリスティング出稿者にはそれぞれYAHOOの担当者がついているといわれている。Googleがそうだからおそらくこの点は本当だろう。Googleの場合、担当者にはそれぞれランクがあり、もっとも上のランクに位置する担当者は月100万円を超える出稿者を何人も抱え、給料が多い分、ノルマも厳しいと言われている。この点についてもYAHOOの構造も同じであるといわれる。

つまり大口のアフィリエイト出稿者を抱えている担当者は、自分のノルマをこなすためには規約違反であろうがアフィリエイト出稿者を守らなくてはならないのだ。このため、審査部門に対し「これは有益な広告であり、規約違反の対象ではない」と強引にねじ込んでいることが、いつまでたってもアフィリエイトのリスティング広告がなくならない理由だとネット上のあちこちで見かけるようになったが、あながち嘘とは思えない状況だ。

というのも、上にあげたそれぞれのキーワードで出てきた明らかにアフィリエイトのリスティング広告を見比べると、使っている自前の画像(広告主のサイトの画像ではない)に出ている役者が同じであったり、中には、まったく同じサイトであるからだ。つまり、YAHOOの担当者に守られたアフィリエイト出稿者が、保護されずに退場したライバルたちとは反対に、ひとりでいくつものPPC広告を出すようになったのが、規約改定前よりもかえってアフィリエイトのリスティング広告が増えた原因というわけだ。中には、アフィリエイト出稿者からYAHOOの担当者に、見返りとして金銭や飲食の提供がなされているという話まで見かけるが、さすがにいまのご時世でそれはないだろうと思うが、現状を見る限り、YAHOO担当者が大口のアフィリエイト出稿者に対し、なんらかの便宜を計っていると見るのが自然だと思われる。

また、以前はリスティング広告の中で、運営者情報などのページにアフィリエイトプログラムであること謳っているサイトが多かったのだが、現在、そういったサイトは見当たらず、これはYAHOO担当者からアフィリエイト出稿者に対し「アフィリエイトであること認める記述は削除するように」との指示があったと言われている。

是正されない閉ざされた仕組み

Googleには配信している広告がガイドラインに違反している場合、通報を受け付ける仕組みがある。同様にYAHOOにも「掲載ガイドライン違反に関するご申告」があるのだが、そのページを見て驚いた。

YAHOOリスティングのビジネスID

「YAHOO!JAPANビジネスID」の記載に印がついていて、記入が必須となっているのである。「YAHOO!JAPANビジネスID」というのはリスティングを行っている者がもつIDのことであり、つまりYAHOOでリスティングを行っている人しか違反通報ができない仕組みになっているのである。こんな仕組みだと、一般からは通報されないし、IDを持っている人、つまり自分がYAHOOでリスティングを行っている人からしてみれば、痛くもない自分の広告まで危険にさらすリスクがでてしまう。

このような実態を見てしまうと、今回のYAHOOの規約改定は、世間から「あの芸能人も使っている」「テレビ難組で取り上げられた」果ては根拠の無い勝手なランキングの掲載をメディアから叩かれたことに対するポーズだけだったのか、とうがった見方をしてしまうのは無理もないだろう。

YAHOOのコンプライアンス違反とコーポレートガバナンス問題

法令順守という観点から見れば、アフィリエイトの掲載を禁じたのは法律ではないのだが、今回の規約改定はYAHOOとして外部に対して掲げた約束なのだから、それが守られていないのはコンプライアンス違反だと言えるだろう。また、会社として世間に公表したルールが守られていないのは、会社としての統治に問題があると言わざるを得ず、YAHOOのコーポレートガバナンスには問題があると言える。

今後どのように変わっていくのか、それとも変わらないのか。

また2か月後の状況を見守りたいと思う。

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