偽カナンがひとみへ電話することを容認してしまう建野。それが大きな誤算だった。加納と亜智は上手くやっていたはずなのに･･･。
ところで、動画内では、今回のバッドエンド68と、それによく似たバッドエンド67との比較を載せています。それを見て、さらに興味が湧いた方のために補足説明をここに記載しておきます。どちらも加納視点のバッドエンドである68と67では、爆発のタイミング、すなわち、偽カナンからの着信のタイミングが僅かに違うだけに見えますが、偽カナン側の状況は大きく異なります。
① 68（今回の動画・すぐに爆発）では、建野が偽カナンを研究所に入れず、建野と偽カナンの睨み合いになり、偽カナンがひとみに電話をしようとする(実際にはパーマーに電話している)のを建野が許してしまうという展開です。
② 67（爆発の前にジャックからの電話を受けた亜智が叫ぶ）では、偽カナンが建野とともに研究所内に入り、建野が爆弾の餌食になります。建野は今際(いまわ)の際(きわ)に、ジャックに電話をしますが、一言も発することができないまま息絶えます。（BAD END「無言の警告」）その建野の無言電話を受け、不安に駆られたジャックは、亜智に電話をかけ、「建野と連絡が取れなくなった。そっちはどうだ。何か変な動きはないか。」と問います。そして、ジャックが加納と話したいと言うので、亜智は大声で加納にそれを伝えようとするのです。その瞬間、建野を始末した偽カナンからの着信がパーマーの携帯に入り、亜智たちもろとも爆死。(このとき偽カナンが電話を掛けたのは、ひとみではなくパーマーです。この根拠は、今までのきなしゅう実況の中でのきなことシュウの会話の中にあります。ヒントは「鳴ってた？」です。パーマーの携帯の着メロがあの曲になっていた経緯については色々と考えられますが、おそらく、アルファルドが連絡用としてパーマーに渡したものだったのでしょう。) ジャックは携帯電話ごしにその爆音を耳にし、言い知れぬ絶望と怒りの中、空虚な罵りの言葉とともに、ハンドルを何度も何度も殴りつけるのです。（BAD END「途切れた電話」）
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