サウンドノベルの名作『428 ~封鎖された渋谷で~』をやっていきます。
新種のウイルスの特効薬、人体実験、米国大使館、警察上層部の関与 謎の殺し屋？とただの誘拐事件だったものがどんどん怪しくなっていきます。
【ストーリー】
女子大生誘拐事件が発生し、犯人は「被害者の妹に現金5000万円を持たせる」よう指示。
新米刑事の加納は先輩の笹山と共に、身代金引き渡し現場に張り込んでいた。
同じ頃、チーマー元ヘッドの亜智は、アタッシュケースを持つ少女に銃口が向けられているのを目撃する。
【これまでのあらすじ】（#1#2#3#4#5#6#7#8#9）
4月27日大沢マリアが誘拐され、犯人から大沢ひとみ（双子の妹）に身代金を持ってくるよう連絡が入る。
翌午前10時、受け渡し場所の渋谷ハチ公前でタリク・カラワン（外国人犯罪グループの一員）が身代金の入ったアタッシュケースを奪って逃走。
待機していた警察による犯人グループの追跡が行われる。
身代金を奪う際、タリクはひとみに耳打ちしていた。
警察や家族には内緒で道玄坂に停めてあるの青のワゴンまで来ること。
杖の男に幾度となく邪魔されながらも青いワゴンを見つける。
ひとみがワゴンに近づくと、外国人の集団にワゴンに押し込まれそうになるが、亜智がそれを助けると騒ぎになりワゴンは逃げていく。
一方、ひとみの家では刑事たちと両親が捜査の行方を見守っていた。
父親に匿名のメールが届く。
自身が所長を務める製薬会社で開発している新種のウイルスの特効薬の人体実験が行われている。
父親は上司に説明を求める。
捜査に進展のない焦りから、加納は本部の命令を無視して身代金を持つ犯人を捕まえようとする。
するとそこに米国大使館員ジャック・スタンリーが現れ何かをしゃべろうとした犯人を気絶させ拘束する。
ジャック・スタンリーがその場で久瀬（本部の偉い人）に連絡を取り、加納が命令違反で叱られるとともに、今後はジャック・スタンリーの指示に従うように言われる。
加納はジャックとともに外国人犯罪グループのたまり場へ向かう。
亜智とひとみは杖の男に追い詰められ銃を向けられるが、外国人犯罪グループのタリク・カラワンが乱入し、杖の男を鉄パイプで殴打。
今度はタリクたち外国人犯罪グループに追われることになる。
【主要な登場人物】
★加納 慎也（かのう しんや）：主人公の新米刑事。新米なのに55万円の腕時計をしている。
笹山 裕二（ささやま ゆうじ）：加納が尊敬していない先輩。コスプレ好き。
建野 京三（たての きょうぞう）：加納が尊敬している先輩。大沢ひとみの警護役。
久瀬 宏二（くぜ こうじ）：本部の偉い人。興奮するとドスのきいたオネエ言葉になる。
梶原 義男（かじわら よしお）：大沢宅（ひとみの家）に派遣された刑事。バナナが好き。
★遠藤 亜智（えんどう あち）：主人公のフリーター。趣味はごみ拾い。チーマーの元ヘッド。
大沢 ひとみ（おおさわ ひとみ）：女子大生。誘拐された大沢マリアの双子の妹。
★大沢 賢治（おおさわ けんじ）：ひとみとマリアの父親。大手製薬会社の所長で新種のウイルスの特効薬を開発している。
★御法川 実（みのりかわ みのる）：フリーライター。今日中に原稿を上げるために渋谷の街を歩き回る。
★タマ（たま）：記憶喪失の小柄な女性。着ぐるみが脱げなくなる。格闘技経験者。
ジャック・スタンリー：米国大使館の保安課員。
タリク・カラワン：外国人犯罪グループの一員。最初にひとみから身代金を奪った。
【現状の考えられる怪しい点】
・大沢ひとみがパーティーに遅刻して、先に来ていた双子の姉マリアが誘拐された
・加納の憧れの先輩「建野 京三」は何度も回想シーンにでてくる（大柄の男性）が頑なに顔を見せない、電話にも出ない
・タマは顔も本名も不明、記憶喪失
・大沢ひとみとマリアの父親が新種のウイルスの特効薬を開発中
・犯人の口を封じたジャック・スタンリー（米国大使館の保安課員）
・誘拐事件を解決する気のない警察上層部
【現状考えられる事件の全貌】
犯人はひとみと間違えてマリアを誘拐してしまったため、外国人犯罪グループを使って警察の目をくぎ付けにしつつ、裏ではマリアを餌にひとみを誘拐しようとしている。
裏でひとみの父親が開発しているの新種のウイルスの特効薬に関わっている。
何やらそこに警察上層部とアメリカも関与。
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