足の踏み場もない。
MHFオリジナルモンスターの針纏竜(しんてんりゅう)ヒュジキキです。
ベリオロスがベースと見受けますが、差別化されかなりユニークなモンスターに仕上がっています。
体中の針を、とにかく多彩な手段でばらまきながら攻撃してきます。
着弾地点に竜巻を発生させるブレスを使いますが、竜巻へ針を放り込んで全方位に撒き散らしてくる技には、よくこんな事思いついたなぁと感心しました。竜巻から針が飛んでくるタイミングが最後まではっきりと掴めず苦労しました。
技のバリエーションの豊富さから、相当アイデアを詰め込んだ気合を入れて作られたモンスターなのではないでしょうか。
怒り状態で激化する攻撃と、飛んでくるものだけでなく地面に残った針にすら「麻痺、睡眠、毒」と実に3種類もの状態異常を付加してくる盛りっぷり、
咆哮と同時に天候が変わり、不吉そうな黒い雷雲を呼び出す様には古龍級生物かと思わずにはいられませんでした。
ですが天候の変化はヒュジキキの能力というわけではなく、
この高地では時間経過や怒り状態などのタイミングで天候が変化する仕様のようです。
それを知らなかった頃はまるでヒュジキキが雷雲を呼び寄せたように見えたものですから、とてつもなく脅威に感じたものでした。
丸まっている時に攻撃するたびに針が飛んでくるのですが、あまり仰け反らない攻撃なので、近接武器で連撃を加えていると気付かぬうちにHPを削られ死亡する事もあったそうです。
太い針の束を瞬時に真上に射出し天空から落としてくる様は、
まるで戦艦がミサイルを発射したかのような凄まじい光景でした。
かなりぶっ飛んでるモンスターで散々苦戦させられましたが、何度も挑んだ因縁の相手でとても思い入れがあり、今ではMHFの中でもトップクラスに好きなモンスターの一体です、もはや永遠のライバルｗ
辿異武器で挑んでしまっており、殻王獄重砲でソロ討伐したかったのに果たせないまま終わってしまったのが心残りです。
BGMは「激昂せし天災の地」で、これを聞くとヒュジキキを思い出さずにはいられないです。
視界を遮るもののない太陽を近くに感じる高所での、雄大な青空の中での激闘をイメージさせられます。