『艦娘&艦船図鑑』第４２回です。約4ヶ月ぶりの今回は、アズレンに登場する重桜（日本）所属の秋月型駆逐艦１３番艦の花月ちゃんを投稿しました。
秋月型は、吹雪型のように細かく分けると『冬月型』や『満月型』等の種類もあるため、花月ちゃん本人も困惑している様子が伺えます。そのためか、多少優柔不断なところもありますが、他社への心配りが出来る優しさと指揮官を慕う姿、大和撫子を思わせる美少女ながらも露出のある着物を着るセクシーさがありますね。
そんな花月ちゃんの『太平洋戦争』での活躍は、末期の１９４４年２月１０日に舞鶴工廠で起工し、同年８月２５日に『花月』という名前を与えられて、１０月１０日に進水、１２月２６日に竣工という僅か１０ヶ月の速さで建造されました。しかし、先に記した通り、戦争の末期であり、動かす燃料の問題で殆ど瀬戸内海で過ごす事になりました。
そんな彼女にもようやく戦闘を行う事が日が来ました。１９４５年２月末に瀬戸内海で訓練を行い、同年３月１９日のアメリカ軍による『呉軍港大空襲』で徳山まで大和型戦艦１番艦の大和を護衛しながら、４８機の戦闘機を自身が旗艦を務める『第３１戦隊』共に輪形陣を組み、対空砲で応戦しました。
大和を守りきると、花月ちゃんは呉で修理を受けました。秋月型は元々軽巡洋艦並みのスペックを持った駆逐艦でしたが、その更に改良型の花月ちゃんは、対空と対潜が強化されていたそうです。
それからは、４月からの『沖縄特攻』に参加する筈でしたが、大和からの帰還命令により徳山に残り、九死に一生を得ました。一時は人間魚雷である『回天』を搭載する『回天母艦』への改造を検討された花月ちゃんでしたが、燃料不足の深刻化により、山口県柳井沖で本土決戦のために温存される事になりましたが、そのまま、８月１５日に終戦を迎えます。
終戦後は、無傷に等しかったので、『特別輸送艦』として活躍し、１９４７年８月２８日にアメリカに引き渡されて、洗脳調査後に１９４８年２月２８日に五島列島で撃沈処分されました。
本土決戦をさせてもらえず、敗戦後にはかつての敵国に引き渡されるというのは、本人にとっては、屈辱だったかも知れませんが、人間魚雷を扱わされるよりは大分良かったんじゃないかなと個人的には思いますね。
#アズールレーン
#アズレン
#花月
#秋月型
#冬月型
#満月型
#黒木ほの香
#重桜
#レッドアクシズ
#花月進水日記念
#花月誕生祭２０２２
#花月生誕祭２０２２
チャンネル登録とコメントをお願いします。（悪口以外のコメントをお願いします。）